東京兵庫県人会からのお知らせ

東京兵庫県人会ニュースvol.325 本日、公民連携型兵庫県アンテナショップ「まねきマイスター工房八千代銀座」がオープンしました。

 1月12日、花の銀座7丁目に、兵庫県のど真ん中の多可町(旧 八千代)から巻き寿司の「マイスター工房 八千代」が出店、オープンしました。
 「マイスター工房 八千代」は現在75才の藤原たか子さんが22年前にたった一人で始めた巻き寿司のお店。
 「いなかであなごがなかったので、あなごのような焼き目のついた卵焼きを試作を重ねて完成。原木からとれる肉厚のしいたけ、新鮮なきゅうり、そして少しの寿司めしで軽くふわっとした巻きにこだわって作りました」。
そのおいしさは評判が評判を呼び、兵庫県の山の中の不便な八千代にいつしか大阪や北海道、遠く韓国からも買いにきてくださるお客様が。

 「こんないなかのおばちゃんが銀座に出店だなんて夢のようなお話しと思いながら挑戦させていただきました」。

 藤原さんを支えるのはきゅうりやしいたけを仕入れる息子さん、卵を仕入れる妹さん、
そして今回出店を仕切ってくれた竹田典高社長(まねき食品株式会社代表取締役社長)は甥っ子の友人。そして藤原さんが育てあげた巻きのマイスター35人。多可町のあたたかい地縁と共に成長してきた「マイスター工房 八千代」。

 「日本の文化の中心地である銀座に兵庫のグルメで挑戦したかった」と竹田社長。

 兵庫県の全国初の施策「公民連携型」として認証を受ける当店は、兵庫の食文化を発信する旗艦店としての役割も果たします。

 実は初日オープンに「東京ファンクラブ」からのお花が届いていた「マイスター工房 八千代」。

 「多可町勤務時代に職場で食べて以来のファンで東京に戻ってからも家族友人に紹介して、皆がファンになってしまったんです」とファンクラブ会長。

 1本1200円。あなたもその味を、ぜひ自分の舌で確認してください。(兵庫県人会幹事 田中直美)

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